自然環境への無関心が招くリスク!家の建築における現状と危険性 | 家づくり探検隊@想家工房
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自然環境への無関心が招くリスク!家の建築における現状と危険性
2024.04.15近年、地球温暖化の影響かどうかは不明ですが、多くの人が自然環境の大きな変化を感じています。かつて日本は四季折々の美しい国でしたが、最近では四季というよりも二季と言いたくなるほどの状況です。この変化の影響か、南国沖縄でも2016年に39年ぶりの史上2度目のみぞれが観測され、西日本各地で記録的な大雪が降りました。
このような自然環境の変化がある中で、現在の小規模住宅の建設では、自然環境を考慮したものはわずか7%程度と言われています。世間では省エネ住宅やZEH住宅などがよく耳にされますが、実際の建築状況はそのような数値にとどまっています。
今、家を建てる方のうち100軒に対して、自然環境を考慮した家はわずか7軒しかありません。このような家では冬でもドアを開けたり、お風呂に入るときに寒さを感じるなど、生活に不便さを感じるだけでなく、交通事故よりも多くの方が亡くなっています。つまり、これらの家は外部よりも危険な場所であり、命を守るどころか、命を危険にさらす可能性があります。