知らないと危険！太陽光発電設置前に確認して欲しい事 | 家づくり探検隊＠想家工房

家づくりのノウハウ

2023.11.17

太陽光発電システムの導入を検討している方、またはすでに導入した方へ向けて、注意すべき点を簡単にまとめてみました。

まず、初めに太陽光発電パネルについて解説します。

太陽光発電パネルとは、太陽の光を電力に変えるパネル状の装置です。これを屋根に取り付けることで、家庭での電気代を節約する事ができます。

省エネの意識が高まる中で、太陽光発電パネルを設置される方が増えていますが、設置の際以下のような注意点があります。

・太陽光発電パネルの重さ

一般的な5KWの太陽光発電パネルは、重さが約500キロになります。これは、大きな荷物を何十個も屋根に置くことと同じです。

・家の構造

ほとんどの家は、このような重たい荷物を置くことを想定して建てられていません。したがって、そのままパネルを置くと、家の耐震性や耐風性が下がってしまう可能性があります。

・自然災害の影響

日本は地震や台風の多い国です。最近では、九州の熊本地震のような大きな災害も発生しています。太陽光発電パネルを取り付けることで、家の構造が弱まると、このような災害時に家が崩れるリスクが増加します。

上記のようなリスクを避ける為には、太陽光発電を取り付ける前に、家を建てた建築会社や工務店と相談し、家の構造が太陽光発電パネルの重さを支えることができるのか確認することが大切です。

太陽光発電はエコで経済的な選択ですが、安全面もしっかりと考慮する必要があります。家の安全と、家族の命を守るために、しっかりと事前に確認を行い、専門家と相談しましょう。