住環境と健康!住まいが引き起こす病気の問題 | 家づくり探検隊@想家工房
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住環境と健康!住まいが引き起こす病気の問題
2024.05.15住まいは健康に大きな影響を与えます。病気の原因としてよく知られるのはシックハウスですが、実はそれだけではありません。
戦後、日本は住む場所がなく、急速に住宅が必要とされました。その結果、プレハブ式住宅が開発され、政府もその普及を後押ししました。しかし、急速な供給とは裏腹に、多くの問題が浮上しました。その最大の問題の一つが、住まいに関連した病気です。
興味深いことに、日本では医者が初めに尋ねる質問は「どうされましたか?」ですが、スウェーデンでは「あなたはどんな家に住んでますか?」です。なぜなら、住環境が病気の原因となることがあります。日当たり不足、風通しの悪さ、狭さ、不衛生さ、悪臭、騒音など、これらの要因は健康に影響を与えます。
病気を引き起こす住まいの問題は主に3つあります。まず、使用される建材です。工業製品であることが多く、塩化ビニールのクロスや有害物質を含む接着剤などが挙げられます。これらの建材は身体的、精神的な病気を引き起こす可能性があります。