住宅ローンのスムーズな取得を目指すために!審査ポイント解説(その3~5) | 家づくり探検隊@想家工房
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住宅ローンのスムーズな取得を目指すために!審査ポイント解説(その3~5)
2024.03.05住宅ローンの審査では、さまざまな要素が考慮されます。
今回は、その中で③〜⑤のポイントを解説します。
③ 勤続年数
勤続年数はローンの返済能力を判断する重要な要素です。かつては3年以上の勤続が求められることが多かったですが、現在では1年未満でも審査をパスするケースが増えています。ただし、転職歴が複数あり、特に業種や職種が異なる場合は審査が厳しくなる傾向があります。また、審査中に転職する場合は速やかに金融機関に申告する必要があります。
④ 収入
ローンの返済能力を確保するために、安定した収入が必要です。正社員や公務員の場合は評価が高いですが、派遣社員や契約社員などの不安定な雇用形態では審査が厳しくなります。自営業者や会社経営者の場合は、3年以上の事業継続が求められ、過去3年間の確定申告書類や決算報告書が提出されます。
⑤ 健康状態
団体信用生命保険に加入する場合は、健康状態の審査が必要です。この保険は住宅ローンの債務者が死亡や高度障害になった場合に備えるもので、現在と過去の健康状態を告知する必要があります。また、既に一般の生命保険に加入している場合は重複する可能性があるため、保険の見直しを検討することも重要です。
これらのポイントを押さえておくことで、より円滑な住宅ローンの審査を受けることができます。